玄箱PRO(Debian化済み)にソースからRubyのインストール
1.9系の安定版がリリースされたので、さっそくソースからインストールしてみました。
aptでインストールされる1.8系も残したかったので、一般ユーザ(user)専用にインストール。
ここからダウンロード。
展開し、./configure; make; make install
$ tar xvfj ruby-1.9.1-p0.tar.bz2
$ cd ruby-1.9.1-p0
$ ./configure --prefix=/home/user/ruby-1.9.1-p0
$ make
$ make install
userユーザ専用にしたかったので、./configure時にprefixを指定しました。
/home/user/ruby-1.9.1-p0にインストールしたので、/home/user/.bash_profileを修正し、PATHの設定。
以下のように追記する。
export PATH=/home/user/ruby-1.9.1-p0/bin:$PATH
今回インストールしたrubyを優先させたいので先に指定する。
ログインし直し、PATHの確認
$ruby -v
以下の通り表示されました。
rubyが入ったので次はさっそくrailsだろうということでまずはgem listの確認。
$ gem list
/home/user/ruby-1.9.1-p0/lib/ruby/1.9.1/rubygems/spec_fetcher.rb:1:in `require': no such file to load -- zlib (LoadError)
怒られました。。。
調べてみたところ、Debianの方にzlibの開発ライブラリパッケージ(zlib1g-dev)が入っていないことが原因と判明。(ここはrootユーザで)
# aptitude install zlib1g-dev
rubyのzlib用モジュールの作り直し。
ruby-1.9.1-p0を展開したディレクトリ(makeしたところ)のext/zlibへ移動し、以下のコマンドを入力する。
$ cd ext/zlib
$ ruby extconf.rb --with-zlib-include=/usr/include --with-zlib-lib=/usr/lib
zlibモジュール作成用Makefileができるのでmake; make install
$ make
$ make install
$ gem list
*** LOCAL GEMS ***
うまくいきました。