ipythonのインストール(Python2.6.2 on WindowsVista SP2)

easy_installでインストールできます。
(easy_install自体の情報は豊富にあるので割愛)

easy_install ipython


これだけで終わりといえば終わりですが、
PyReadlineというのを入れておくと、Tabで入力補完できたり、色付けされたりと便利。
PyReadlineは、コンパイルが必要らしいので
以下で提供されているWindows用バイナリをインストール。
https://launchpad.net/pyreadline/+download



その他、iptestコマンド実行時に必要になる
テストフレームワークnoseもインストールしておく。

easy_install nose

玄箱PRO(Debian化済み)にソースからRubyのインストール


1.9系の安定版がリリースされたので、さっそくソースからインストールしてみました。
aptでインストールされる1.8系も残したかったので、一般ユーザ(user)専用にインストール。

ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.1-p0.tar.bz2

ここからダウンロード。


展開し、./configure; make; make install

$ tar xvfj ruby-1.9.1-p0.tar.bz2
$ cd ruby-1.9.1-p0
$ ./configure --prefix=/home/user/ruby-1.9.1-p0
$ make
$ make install


userユーザ専用にしたかったので、./configure時にprefixを指定しました。
/home/user/ruby-1.9.1-p0にインストールしたので、/home/user/.bash_profileを修正し、PATHの設定。
以下のように追記する。

export PATH=/home/user/ruby-1.9.1-p0/bin:$PATH

今回インストールしたrubyを優先させたいので先に指定する。
ログインし直し、PATHの確認

$ruby -v

以下の通り表示されました。

ruby 1.9.1p0 (2009-01-30 revision 21907) [powerpc-linux]


rubyが入ったので次はさっそくrailsだろうということでまずはgem listの確認。

$ gem list

/home/user/ruby-1.9.1-p0/lib/ruby/1.9.1/rubygems/spec_fetcher.rb:1:in `require': no such file to load -- zlib (LoadError)

怒られました。。。

調べてみたところ、Debianの方にzlibの開発ライブラリパッケージ(zlib1g-dev)が入っていないことが原因と判明。(ここはrootユーザで)

# aptitude install zlib1g-dev


rubyのzlib用モジュールの作り直し。


ruby-1.9.1-p0を展開したディレクトリ(makeしたところ)のext/zlibへ移動し、以下のコマンドを入力する。

$ cd ext/zlib
$ ruby extconf.rb --with-zlib-include=/usr/include --with-zlib-lib=/usr/lib

zlibモジュール作成用Makefileができるのでmake; make install

$ make
$ make install

$ gem list

*** LOCAL GEMS ***

うまくいきました。

会社でredMine(プロジェクト管理ツール)を試してみました。バージョンは0.7.3。


今までTrac、Mantisと使用してきましたが、少なくとも私が知りうる限りにおいて
TracやMantisでできることはredMineでもできるとの印象を受けました。
特に私がこれらにツールに必要と感じていた機能は以下の通りです。

  • チケットをWikiで書けること
  • チケットからSVNの修正差分ページへリンクできること
  • チケットの登録日、完了予定日がカレンダー上で確認できること
  • ActiveDirectoryにユーザ認証を任せられること
  • マルチプロジェクト対応

redMineのみ上記すべてを標準で満たしています。


またユーザ認証について、LDAP経由で簡単に会社のWindowsドメインコントローラ(ADサーバ)
と連携でき、各ユーザにredMineに一度ログインしてもらうだけでADサーバから
ユーザ情報(メールアドレス等)を取得し登録してくれたのには感心しました。
(少し前にTrac用にApache+Kerberosで苦労したばかりだったのですが・・・)
そしてなによりredMine自体が単なるRailsアプリなので、インストールがとても簡単です。
今まで個人的にはTrac推しでしたが、インストールの簡単さは桁違いです。
またTracを意識して作られているらしく、(私にとっては)違和感なく使っていけそうです。
マルチプロジェクト対応も考慮すると社内で複数のプロジェクトを管理するには
redMineがベストではないかなと感じました。
今度始まる新しいプロジェクトでぜひ試していきたいと思っています。
(普及のためまずは社内で実績作りと。)


唯一気になったのは、チケットのトラッカー(チケット分類 バグ、機能、サポートなど)が
全プロジェクトで共通のものになってしまう点でしょうか。
プロジェクト毎に異なるものを使用できればなお良かったのですが。
今後に期待です。

Groovy イン・アクションを買いました。

Groovyイン・アクション

Groovyイン・アクション

今日は久々に早く帰れたので、6,000円とちょっと高いですが帰りがけの本屋で買ってしまいました。
Groovyは、3〜4年くらい前にはかなり興味を持って試していたりしたのですが、業務内容の変更(JavaからC)があったり、
Pythonが気になったりで、しばらく触っていませんでしたが、ここへきて興味が再燃してきました。


Javaからプログラミングに入った人間としては、Javaに近い書き方ができるGroovyはやはりとてもとっつきやすいです。
Jythonも気になるところですが、Pythonの対応バージョンが2.2と古いですし)
業務も最近はJavaに関わる案件が多くなってきたので、業務に活かすこともできる(職場の理解も得やすい)かもです。

Trac Lightning

0.9の頃使っていたTracですが、諸事情でしばらく使えないでいましたが、
いつの間にやらTrac Lightningでは、立派なガントチャートが出せるようになってました。
http://sourceforge.jp/projects/traclight/wiki/FrontPage
これはすごいと思います。


Tracを用いて、各作業(コミット)の意図を残しやすいように
プロジェクト全体としてチケットドリブンで作業を進めていきたいものです。
eclipse(Mylyn)との連携もやってみたい。

IronPython Studioをインストールしてみた。

  • 環境

WindowsXP SP3
VisutalStudio Express Edition SP1 (C++C#をインストール済)

  • インストールしたもの

Visual Studio 2008 Shell (integrated mode) Service Pack 1 再頒布可能パッケージ:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2e9a8c35-eb3d-43eb-9122-a5ec195cd7bb&DisplayLang=ja
IronPythonStudioIntegratedSetup
http://www.codeplex.com/IronPythonStudio/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=8934


Visual Studioを拡張するVisual Studio 2008 Shellには、integrated modeとisolated modeの2種類があるようですが、以下によると
http://msdn.microsoft.com/en-us/vstudio/bb510103.aspx
言語の追加は、integrated modeの方が良いらしいので、integrated modeを使うことにしました。違いは良くわかりませんが・・・
(IronPythonStudioは、isolated mode版の提供もあるようです)


インストール後、VisualStudio2008を起動すると新しいプロジェクト作成時にIronPythonのプロジェクトが指定できるようになります。

標準でインストールしただけだとWPF Applicationテンプレートしか存在しないときは、
http://www.codeplex.com/IronPythonStudio/Thread/View.aspx?ThreadId=26341
にあるとおり、
C:\Programme\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\ProjectTemplates\IronPython Studio

ユーザプロジェクトテンプレート(ツール->オプション->プロジェクトおよびソリューションから確認できます)

ディレクトリ毎コピーしてやることで、次回から他のテンプレートも指定できるようです。



IronPython Studioを使って簡単なWindowsFormアプリを作ってみましたが、完成度については今一歩のところのようです。
コードとビューを何度か行き来していると、ボタンクリック時の処理のコードが勝手に消えてしまったり
Labelの日本語テキストが勝手に数字の羅列に変わってしまったりします。(どこかの設定が悪い?)
またコードと同期したビューが更新されずまっさらな初期状態のビューしか表示されなくなってしまったりして
以降デザインビューでの修正ができなくなってしまったりすることがあります。
ただ手動でコードを手直ししてやれば使えるレベルなので、最初にGUIデザインをVisualStudio上で作成できるメリットは大きいと思います。

Mercurialを試してみた。

WindowsVistaBusinessにTortoiseHg 0.3(http://tortoisehg.sourceforge.net/)をインストールしましたが、
これは期待以上に良さそうです。
使い勝手は、TortoiseSVNに似ていてWindowsエクスプローラMercurialを統合するものになっています。
便利な機能として、差分比較はもちろんのこと、レポジトリの検索や
TortoiseHg自体にWebサーバ機能があり、簡単に公開することができることなどです。
マウス右クリックのメニューから操作を選べるため、コマンドを覚えておく必要もありません。


もともとは学習用のためなどに、書籍等のサンプルソースコードを章毎に差分比較して
参照したいと思っていたため、個人用Subversion環境を作ろうと思っていました。
今までSubversion(サーバ側)自体は、何度もインストールしたことはありましたが、
個人的に使用するために環境を構築するのはしんどいなあと思っていた矢先、
Mercurial(http://www.selenic.com/mercurial/wiki/index.cgi)というものを見つけました。


Mercurialとは、分散バージョン管理システムのことで、
Subversionのようにレポジトリを中央集中管理するのではなく、
各自のローカル環境に自分専用のレポジトリが持てます。
いろいろメリットはあるようですが、とにかく今回の私の場合、
「自分専用リビジョン管理システムを手軽に用意できた」というのが最大のメリットでした。
Subversionだとサーバ側、クライアント側それぞれのインストールやら
認証設定やらいろいろ面倒でしたので・・・。


Mercurial、今後個人的に手放せないツールになりそうです。