IronPython Studioをインストールしてみた。

  • 環境

WindowsXP SP3
VisutalStudio Express Edition SP1 (C++C#をインストール済)

  • インストールしたもの

Visual Studio 2008 Shell (integrated mode) Service Pack 1 再頒布可能パッケージ:
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2e9a8c35-eb3d-43eb-9122-a5ec195cd7bb&DisplayLang=ja
IronPythonStudioIntegratedSetup
http://www.codeplex.com/IronPythonStudio/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=8934


Visual Studioを拡張するVisual Studio 2008 Shellには、integrated modeとisolated modeの2種類があるようですが、以下によると
http://msdn.microsoft.com/en-us/vstudio/bb510103.aspx
言語の追加は、integrated modeの方が良いらしいので、integrated modeを使うことにしました。違いは良くわかりませんが・・・
(IronPythonStudioは、isolated mode版の提供もあるようです)


インストール後、VisualStudio2008を起動すると新しいプロジェクト作成時にIronPythonのプロジェクトが指定できるようになります。

標準でインストールしただけだとWPF Applicationテンプレートしか存在しないときは、
http://www.codeplex.com/IronPythonStudio/Thread/View.aspx?ThreadId=26341
にあるとおり、
C:\Programme\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\ProjectTemplates\IronPython Studio

ユーザプロジェクトテンプレート(ツール->オプション->プロジェクトおよびソリューションから確認できます)

ディレクトリ毎コピーしてやることで、次回から他のテンプレートも指定できるようです。



IronPython Studioを使って簡単なWindowsFormアプリを作ってみましたが、完成度については今一歩のところのようです。
コードとビューを何度か行き来していると、ボタンクリック時の処理のコードが勝手に消えてしまったり
Labelの日本語テキストが勝手に数字の羅列に変わってしまったりします。(どこかの設定が悪い?)
またコードと同期したビューが更新されずまっさらな初期状態のビューしか表示されなくなってしまったりして
以降デザインビューでの修正ができなくなってしまったりすることがあります。
ただ手動でコードを手直ししてやれば使えるレベルなので、最初にGUIデザインをVisualStudio上で作成できるメリットは大きいと思います。