ntpデーモンの設定
とある公開サーバ(RedHatEL4)を自由にいじらせてもらえるようになったので、
まずは自分用ユーザの作成とntpの設定を行った。
ntpの設定
/etc/ntp.confに既存のserver行をコメントアウトし、以下を追加
server ntp.jst.mfeed.ad.jp
時刻が大幅にずれており、同期できなそうだったので先にntpdateを実行。
# ntpdate ntp.jst.mfeed.ad.jp
続いてntpデーモンの起動。
# /etc/init.d/ntpd start
常にntpデーモンが起動するように設定
# chkconfig --level 345 ntpd on
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coLinuxで使うイメージファイルを以前のようにcygwinのddコマンドで作成すると
実際には使っていなくても作成したイメージファイルサイズ分ディスクを消費してしまいます。
そのため、イメージファイルをスパースファイルとして作ります。
(作成するイメージ用ファイル名を6gb.imgとしました)
fsutil file createnew 6gb.img 6442450944
fsutil sparse setflag 6gb.img
fsutil sparse setrange 6gb.img 0 6442450944
(Vistaの場合、管理者権限としてコマンドプロンプトを実行する必要があります)
ここで作成したイメージ用ファイルを以前の手順で既存のcoLinuxイメージをコピー。
(最新のcoLinux-0.7.1では、設定がXMLではなく、テキストファイルになっているようです)
のように6GBのイメージファイルでありながら、Windows上からは、使用している分(565MB)
しかディスクを消費されていません。
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ubuntu用イメージファイルサイズが1GBしかないので6GBまで増やす。
まずは、cygwin上で以下のコマンドにより、6GBのイメージファイルを作成する。
dd if=/dev/zero of=6gb.img bs=1M count=6144
作成した6GBのイメージファイルをcoLinux上でマウントするため、
coLinuxの設定ファイルに以下を追記する。
以下を
root=/dev/cobd0
に書き換える。
root=/dev/cobd0 single
coLinuxを起動(single mode)し、ファイルシステム作成
mke2fs -j /dev/cobd2
マウントし、既存ファイルをすべてコピー
mount /dev/cobd2 /mnt
cd /
cp -a bin boot dev etc home initrd lib lost+found media opt root sbin srv tmp usr var /mnt
(mnt proc sysなどは除く)
mkdir /mnt/mnt
mkdir /mnt/proc
mkdir /mnt/sys
coLinuxをシャットダウン
coLinuxの設定ファイルでindex="0"のイメージとして6GBのイメージを指定する。
(既存のindex="0"の行は消す)
先ほど追加した以下の行も削除
以下を
root=/dev/cobd0 single
に戻す。
root=/dev/cobd0
再度coLinuxを起動し、新しい6GBのイメージファイルで起動していることを確認する。(df -hなど)
これで以後、6GBのイメージファイルが使用できます。
coLinux-0.6.4をVistaマシンにインストールしようとしたところ、
何度やってもブルースクリーンになってしまいました・・・。
原因は、どうやらcoLinux本体と同時にインストールされる
TAP-Win32(仮想ネットワークドライバ)にあったらしいです。
TAP-Win32自体は、最新版のV8.4ではVistaに対応しているようなので、
coLinuxインストール時には、TAP-Win32のインストールのチェックを外し
別途ダウンロードし、インストールしたらうまくいきました。
TAP-Win32の最新版V8.4のURL
http://colinux.wikia.com/wiki/TAP-Win32_Adapter_V8_(coLinux)
玄箱(Debian)上のemacsの日本語対応
emacsに日本語の設定ができておらず、TeraTerm上から入力した日本語がうまく扱えていなかった。
今回玄箱のデフォルトエンコーディングは、utf-8にしたのでmule-ucsをインストール。
そして、$HOME/.emacsに以下を追加。
(require 'un-define)
(set-language-environment "Japanese")
(set-terminal-coding-system 'utf-8)
(set-keyboard-coding-system 'utf-8)
(set-buffer-file-coding-system 'utf-8)
(setq default-buffer-file-coding-system 'utf-8)
(prefer-coding-system 'utf-8)
(set-default-coding-systems 'utf-8)
(setq file-name-coding-system 'utf-8)
これでTeraTermから日本語を入力したり、日本語ファイルを開いたりすることができるようになりました。
ただ、フォントを読み込んだりのせいなのか、わかりませんがemacsの起動がだいぶ遅くなってしまいました。
ちなみにvimでは、もとから問題なく日本語ファイルが扱えてました。
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玄箱上でいろんなライブラリを気楽に試せるように一般ユーザで
自分専用Python環境を作りました。
ちなみに私の環境では、
バージョン2.4のPythonが入っているようです。
virtual-pythonのインストール
以下からスクリプトをダウンロードし実行。
http://peak.telecommunity.com/dist/virtual-python.py
すると以下のようなエラーが発生しました。
Traceback (most recent call last):
File "virtual-python.py", line 122, in ?
main()
File "virtual-python.py", line 98, in main
for fn in os.listdir(stdinc_dir):
OSError: [Errno 2] No such file or directory: '/usr/include/python2.4'
どうやら/usr/include/python2.4が入っていないようです。
root権限ユーザになり以下をインストールしたらうまくいきました。
# aptitude install python2.4-dev
以下、pythonコマンドの代わりに、$HOME/bin/pythonを使用する。
(PATHに設定しておくと良いかもです)
続いてデフォルトエンコーディングの設定。
$HOME/lib/python2.4/site-packagesにsitecustomize.pyというファイルを作成し、
import sys
sys.setdefaultencoding('utf-8')
を追記する。
ez_setupのインストール
以下からスクリプトをダウンロードし実行。
http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py
python ez_setup.py
自動的にインターネットにアクセスし、easy_installがインストールされました。
参考にさせていただいたサイト
http://labs.unoh.net/2007/04/python.html
Vistaから玄箱(Samba)へのアクセス
どうやらWindowsVista(確認したのはHomePremium)では、古いSambaでの認証システムがデフォルトでは使えなくなっているようです。そのためWindowsXPと同じように
玄箱(のSamba)にログインできなくなってしまいました。
Vistaでの対応方法
regeditで以下の値を3から2に修正。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa\LmCompatibilityLevel
これでSamba(玄箱)にログイン
ですMicrosoftによる参考情報
http://www.microsoft.com/technet/prodtechnol/windows2000serv/reskit/regentry/76052.mspx?mfr=true
ClientsがNTLM(v1)認証を使えない設定になっていたのが原因のように思われます。